お正月に首が動かなくなる人が増える理由
2026年01月5日

正月明けに
「首が回らない」
「急に動かなくなった」
「寝違えたような強い痛みが出た」
という相談が増える傾向があります。
これは偶然ではなく、年末年始特有の生活変化が首に大きな負担をかけていると考えられます。
正月は「首にとって非日常」の連続
年末年始は、普段と比べて次のような変化が起こりやすくなります。
- 長時間の車移動・帰省
- 床やこたつでの生活
- 慣れない姿勢でのスマホ・テレビ視聴
- 掃除や荷物運びなど急な身体作業
- 運動不足、または急な運動再開
これらはすべて、頸椎や脊柱の動きに偏った負荷をかけます。
なぜ首が「急に動かなくなる」のか
首の骨(頸椎)は、本来とても繊細なバランスで動いています。
普段から同じ姿勢が続いているところに、正月の非日常動作が加わると、
- 一部の頸椎関節だけが過剰に動く
- 動かない関節を無理に補おうとする
- 椎間関節や靱帯、関節包に炎症が起こる
こうした状態が重なり、
急性の首のロック(動かすと強い痛みが出る状態) が起こることがあります。
これは単なる筋肉痛ではなく、関節性の問題が関与しているケースも少なくありません。
「寝違え」と言われる症状の正体
一般的に「寝違え」と呼ばれる症状も、
医学的には
- 頸椎の関節機能障害
- 周囲筋の防御性収縮
- 関節包や靱帯への微細な炎症
が複合して起きていると考えられています。
そのため、
無理に首を回したり、強く揉んだりすると
かえって症状が悪化する可能性があります。
正月明けに多い注意サイン
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 首が途中までしか動かない
- 動かすと鋭い痛みが走る
- 肩や背中まで痛みが広がる
- 腕や手に違和感が出てきた
これらは、筋肉だけでなく 頸椎や脊柱の機能低下が関与している可能性 を示します。
早期対応が回復を早めます
首の急性症状は、
我慢して動かし続けるよりも
早い段階で状態を評価し、適切に対応することが重要です。
特に正月明けは、
「そのうち治るだろう」と放置して
慢性化してしまうケースも少なくありません。
まとめ
正月は、首にとって普段以上に負担がかかる時期です。
いつもと違う姿勢や動作が重なることで、首の関節トラブルが一気に表面化することがあります。
「急に首が動かなくなった」
「正月明けから違和感が続いている」
そんな時は、無理をせず早めに専門的なチェックを受けることをおすすめします。


