寒暖差が大きい季節、ぎっくり腰が増える理由
2025年11月10日
こんにちは。ugook(うごーく)整骨院です。
朝晩は冷えるのに日中は暖かい──
そんな寒暖差が続く時期は、腰まわりの違和感を感じる方が増えます。
「最近、腰がこわばる」「動き出しが重い」
こうした変化は、気温差によって体が影響を受けている可能性があります。
医学的な研究でも、急な気温変動と急性腰痛(ぎっくり腰)の増加には一定の関連があると指摘されており、体の冷えや自律神経の働きがその一因と考えられています。
① 寒暖差で自律神経が乱れ、筋肉がこわばりやすくなる
気温が急に下がると、体温を守るために血管が収縮し、筋肉が硬くなりやすくなります。
- 自律神経の緊張
- 血流低下
- 筋膜の柔軟性低下
これらは文献でも指摘されており、筋肉が硬い状態では普段通りの動きでも負担がかかりやすいと考えられています。
② 血流低下は“関節や筋膜”のトラブルを招きやすい
急性腰痛は、椎間関節・仙腸関節・筋膜などに急な負荷がかかることで起こるケースがあります。
寒さで血流が落ちると、
- 疲労が蓄積しやすい
- 組織の回復が遅れやすい
- 炎症が広がると痛みが強まる
といった影響が出ることがあり、日常動作の中で痛みが起きるきっかけになります。
③ 寒暖差は“睡眠の質”にも影響
気温差が大きい日は、寝つきにくかったり、浅い睡眠になりやすくなります。
研究でも、睡眠不足が痛みの感じ方や筋緊張に影響する可能性が示されています。
疲労が抜けにくい状態は、急性腰痛のリスクを高める一因になることがあります。
④ 寒暖差の季節に取り入れたい予防習慣
無理のない範囲で、次のようなケアが役立ちます。
朝一の急な前屈を避ける
起床直後は筋温が低いため、いきなりの前屈は負担が大きくなりがちです。
軽い体のひねりや股関節まわりの動きからスタートすると安全です。
お尻・太もも・背中をほぐす
腰そのものより、骨盤まわりの筋肉を緩めるほうが急性腰痛予防につながるという報告もあります。
カイロなどで骨盤まわりを温める
温熱で血流が改善すると、筋膜が動きやすくなり負担が軽減します。
湯船につかる
全身の血流が上がり、自律神経の調整にも良いと考えられています。
⑤ ぎっくり腰になってしまった時の正しい対応
現在のガイドラインでは、
痛みが強くない範囲で普段通りの生活を続けたほうが回復が早い
と言われています。
ただし、より安心して回復するためには、次のような臨床的なサポートも役立ちます。
コルセット(サポーター)の一時的な使用
腹圧を補うことで、動作時の負担が軽くなることがあります。
- 通勤や家事でどうしても動く場面がある
- 起きる・座る動作がつらい
- 咳やくしゃみで痛む
といったケースで特に有効です。
ただし長期間の使用は筋力低下につながるため、痛みが落ち着いたら徐々に外すのがおすすめです。
アイシングは“炎症が強い初期”に
熱感やズキズキした痛みがある場合は、アイシングが鎮静に役立つことがあります。
- 1回15〜20分
- 薄いタオルを挟む
- 間隔をあけて数回
ただし、冷やすと余計に痛むタイプの腰痛もあるので、症状の変化を見ながら調整してください。
最後に
寒暖差の大きい季節は、体の冷え・筋肉のこわばり・睡眠質の変化などが積み重なり、ぎっくり腰が起こりやすい条件がそろいやすくなります。
「こわばる」「重い」などの小さな違和感は、体からのサインです。
早めにケアすることで、つらい痛みを防ぐことができます。
ugook(うごーく)整骨院では、
スポーツ外傷・急性腰痛の評価とケア を専門的に行っています。
不安があれば、無理せずご相談ください。


