足首の捻挫=軽症とは限りません
2025年11月27日

—腫れや痛みだけで判断すると危険なケースも—
「足首を軽くひねっただけだから大丈夫」と思われがちですが、実際には 捻挫=軽症 ではありません。
足関節は複数の靱帯で支えられており、受傷時のひねり方によって損傷範囲は大きく変わります。
もっとも多いのは「前距腓靱帯の損傷」
一般的な内反捻挫(足を内側にひねるケガ)では
前距腓靱帯(ATFL) の損傷が最も多いとされています。
しかし、それだけとは限りません。
例外:強い内反では“広範囲の損傷”が起こることも
強い内反ストレスがかかった場合、以下の組織までダメージが及ぶことがあります。
- 踵腓靱帯(CFL)
- 二分靱帯(Bifurcate ligament)
- 稀に後距腓靱帯・前脛腓靱帯まで広がるケースも
同じ“捻挫”でも損傷の広がり方は人により異なります。
腫れの大きさ=重症度ではない(研究でも明示)
医学研究では
「腫れの大きさと靱帯損傷の重症度は必ずしも相関しない」
と示されています。
見た目が腫れていても軽症の場合、
腫れが少なくても強い靱帯損傷が隠れている場合、
どちらも珍しくありません。
重症度の判断に重要なポイント
- 圧痛点(押して痛む場所)
- 歩行や荷重の可否
- 靱帯ストレステスト(前方引き出し・内反ストレス)
必要に応じて画像検査を併用しながら重症度を評価します。
初期処置が予後を左右する
捻挫は初期の対応を間違えると、
- 慢性足関節不安定症(CAI)
- 捻挫を繰り返す癖
- 軟骨損傷・腱障害
などの長期トラブルにつながります。
特に危険なのが、
“中途半端な固定”で過ごしてしまうこと。
サポーターだけ、軽くテーピングしただけ、
痛いからなるべく歩かないだけ…
こうした不十分な安定では靱帯の修復がうまく進まず、
ズルズルと治らない状態を作ってしまいます。
当院のこだわり:初回処置で「綿包帯固定」を徹底
ugook整骨院では、
初回処置として「綿包帯」でしっかり固定すること を最重要視しています。
綿包帯は
- 足関節の形状にフィットしやすい
- 過度に締め付けず適度な圧を保てる
- 必要な可動域を残しつつ、損傷部位はしっかり守れる
- 修復に必要な微細な血流を妨げない
といった利点があり、初期固定として非常に優秀な方法です。
しかし現在、
綿包帯を適切に使える整形外科・整骨院は全国的に減りつつあります。
テーピングや既製のサポーターに頼る施設が増え、
“きちんとした包帯固定”ができる院は少なくなっているのが現状です。
そのため、
当院では「確実な初期固定ができる」という大きな強みがあります。
初回の固定の質が治りや再発リスクに直結するため、
捻挫の処置では非常に重要なポイントになります。
まとめ:違和感の段階で評価が必要です
足首の捻挫は、腫れや痛みだけでは判断できません。
初期処置の質によって、その後の回復スピードも再発率も大きく変わります。
「軽くひねっただけと思っていた」
「歩けるから大丈夫だと思った」
そんな場合でも靱帯損傷が潜んでいることがあります。
気になる痛みがある場合は、早めに専門家のチェックを受けてください。
【ugook(うごーく)整骨院|浜松町・大門・芝公園 腰痛】
院長:佐々木


