ぎっくり腰はなぜ繰り返すのか
2026年03月25日

急性期に起きていることと見逃される問題
ぎっくり腰になると、多くの方は
「炎症が引けば治る」
と考えます。
しかし実際には、ぎっくり腰は単なる炎症ではなく、
関節・筋・神経が同時に影響を受ける複合的な障害です。
この初期段階の理解が、その後の回復を大きく左右します。
ぎっくり腰で起きている組織レベルの変化
急性期には、腰部に急激なストレスが加わることで以下の反応が起こります。
・筋・筋膜の微細損傷
・椎間関節へのストレス
・局所炎症
・防御性筋収縮(スパズム)
特に重要なのは「防御性収縮」です。
これは体がこれ以上の損傷を防ぐために、
意図的に筋肉を固めて動きを制限する反応です。
痛みが引いた=治ったではない理由
炎症が落ち着くと痛みは軽減しますが、
次のような問題は残ったままになります。
・関節の動きの偏り
・筋の過緊張
・可動域の制限
・運動制御の乱れ
この状態を放置すると、同じ動作で再び負担が集中しやすくなります。
初期対応で重要なポイント
ぎっくり腰直後は、次の対応が重要です。
・過度なストレッチを避ける
・無理な可動域訓練をしない
・患部の保護を優先する
この段階で無理をすると、炎症が長引き回復が遅れる可能性があります。
第1回まとめ
ぎっくり腰は単なる炎症ではなく、
体の機能異常がすでに始まっている状態です。
次回は、その中でも重要な
「関節原性筋抑制」について詳しく解説します。
ugook整骨院【浜松町・大門・芝公園】
院長:佐々木


